熊本シティエフエム 第152回放送番組審議会議事録
- 開催日時
- 2022年8月24日(水)
- 開催場所
- 熊本シティエフエム本社会議室
- 意見を寄せた委員(出席委員)
- 吉村尚子委員長
和田毅委員
三浦彰委員
赤石宗知委員
- 諮問番組
- 毎週日曜13時00分~(13時台冒頭から別コーナーがある場合は、
コーナー終了後から)
『DJ大南のコーナー』
※ 7月6日、7月13日、7月20日、7月27日放送分 合計4本。
- 構成・内容
- 「すいッチ!791!」のパーソナリティ・渡辺大輔が、DJ大南というオリジナルキャラクターを演じ、番組内でドリンクサプライヤーの紹介や、アーティストからのコメントを紹介。同じく「すいッチ!791」パーソナリティ上乃美沙希と軽妙なトークで展開していくコーナーです。
“DJ大南”の元になっているのは、ミュージックバードから放送されている「THE NITE」(月曜~金曜 夜9時~夜12時)のパーソナリティ・DJ大西貴文です。
- パーソナリティ
- DJ大南 (渡辺大輔)
- 審議の内容
- ・軽妙な会話でテンポも良く、ひとつのコーナーとして成立していると思う。ただ、会話の内容として深みはあまりなく、あまりそこまでは聴かないでいい印象を受けた。テンポよく流れているのでその点は評価できる。
・どの番組作りでも同じだが、情報性があり、テンポよく伝えることはとても大事。リスナーが一つや二つでも「なるほど」と思うような情報と、少しでも自分たちの考えなども入れられると尚良いのではないかと思った。
・合計4本中、最初の1・2本目を聴いている段階では意図が全く分からなかった。なぜならば、トークの中でコーヒーの話がなかなか出てこなかったので、早い段階でコーヒーの話が出た3・4本目の放送は雰囲気をとらえやすかった。同じように、3・4本目はリスナーとのキャッチボールもあったため聞きやすかった。
・番組としては、どのような背景があって、現在のスタイルになっているのかがとても分かりに辛かったので、3・4本目の放送のようなリスナーとのキャッチボールがあると、番組にも入りやすく、なめらかに聞く事ができるのではないかと思った。
・あえて事前の情報を入れずに聞いたが、(もともとDJ大西を知らなかったが)なんとなく誰かをパロディ化しているのは伝わった。また、パーソナリティ二人のボケとツッコミが絶妙だった。
・この審議をきっかけに元ネタとなったDJ大西さんの番組も聴いてみて、今回の一連の流れがつかめた次第。
・せっかく商品(コーヒー)を紹介しているのに、途中で何を話していたかわからなくなる場面があった(その時は相方の上乃さんが軌道修正)。サプライヤーがそのような紹介で良いというのであれば大丈夫ですが、その点は少し心配になった。リスナーとしては商品紹介についてはもう少ししっかり聴きたいと思った。一方、審議対象ではないが、本日の放送を聞いていたが、今日はDJ大南を演じている渡辺さんの素の部分が出ていたので、それはそれで少し物足りない感じがした。基本的には好印象のコーナーでした。
・まず、良い点としては、お二人の掛け合いが自然で面白いと思った。そして大南さんの“恋をした”のところの合わせがとても上手で、だんだん心地よくなってきた。一週間に一回聞聞くくらいなら笑って楽しめるかなと思いました。電話番後の無理なこじつけなども面白かった。あまりに普通になってしまう(素をだしてしまう)とそれはそれでつまらないようにも思う。
・何かしら特徴をもって盛り上げることも必要で、例えばコーヒーを独自の盛り上げ方でアプロ―チしたり、次週のコーヒーを予告して、リスナーにも一緒に飲んでもらい、ワインの味を表現するときのような特徴ある味の表現を募集してみたりするのも面白いのではないか。 味の表現が普通過ぎて印象に残らなかった。このコーナーならではの独特の楽しみ方や遊びがあっても面白いと思うし、そのような展開が期待できるコーナーだと感じた。肩の力を抜いたコーナーならびに番組であってほしい。