熊本シティエフエム 第144回放送番組審議会議事録

開催日時
2020年10月27日(火)
開催場所
今回の放送番組審議会は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会議は開催せず各委員が聴取リポートを提出し関係各位が閲覧、感想や要望を共有する形とした。
意見を寄せた委員(出席委員)
審議委員:吉村尚子 委員長、野田徹 委員、三浦彰 委員、森下信孝 委員、西惠美 委員
 会社側:松本富士男 代表取締役社長、杉山泰司 取締役、松岡洋一 放送部次長、手塚朋宏 営業部員
諮問番組
「ラジオリンカーン」(毎週火曜日20時00分~21時00分放送)
今回は9月22日、9月29日放送(合計120分程度)について意見を求めた。
構成・内容
 城下町くまもとは「車椅子」「ベビーカー」「シルバーカー」など、車輪に頼らないと生活できない人が多くいます。
しかし、道路の段差や障害物などが多く、目的地まで一人では行きづらいのが現状です。
また、人口減少や少子高齢化等を背景とした流通や交通網の弱体化など多様な理由により、日常の生活や買物機会が十分に提供されない人々、いわゆる「生活弱者」「買物弱者」は増える一方となり、その対策が必要となっています。
 これを解決するには、必ずしも道路や施設など『ハード』の整備だけではありません。人による対応『ソフト』の充実も欠かせません。
 本番組は、不慮の事故で車椅子ユーザーとなった長江浩史を中心に、ラジオを通してそれらの問題を皆さんと一緒に考え、誰もが暮らしやすい『より良い熊本市』づくりを目指していく番組です。
パーソナリティ
長江浩史、浅川浩二、高智穂さくら
審議の内容
・ 3人のパーソナリティの軽妙なやり取りや、豊富な人生経験に基づいた様々なジャンルの話が興味深い。
・ 障害という、重いテーマにつきものの暗さや悲壮感がなく、明るく前向きに扱っていて好印象。
・ 障害がある当事者が、当事者しか語ることができないことを、熊本弁で包み隠さず、ざっくばらんに話すところが良かった。顔見知りの話を聞いているみたいに、素直に聞くことができた。
・ ありきたりではなく、本音のトークだから引き込まれる。MCの息がぴったり。あいまいな情報を改めて正しく繰り返すなど高智穂さくらさんのフォローも素晴らしい。
・ 街の課題の検証なども良い。具体的な場所を聞くと、「今度歩いて確かめてみよう」などと思う。新たな行動や視点を広げるきっかけをくれる。
・ 一部のトークが粘着質で聞きずらく、冒頭の交通安全週間の話も、真面目さを欠くものでした。
・ 社会性のあるテーマはトーク内容を吟味し、それなりの指導が必要と思います。
・ トークの中で出てくる固有名詞など分かり難かった。
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