熊本シティエフエム 第147回放送番組審議会議事録

開催日時
2021年4月22日(木)
開催場所
今回の放送番組審議会は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会議は開催せず各委員が聴取リポートを提出し関係各位が閲覧、感想や要望を共有する形とした。
意見を寄せた委員(出席委員)
審議委員:吉村尚子 委員長、野田徹 委員、三浦彰 委員、梶原桂子 委員、西惠美 委員
 会社側:松本富士男 代表取締役社長、杉山泰司 取締役、松岡洋一 放送部長、手塚朋宏 営業部員
諮問番組
水曜12時6分~14時48分「すいッチ!791」内の第3水曜コーナー『“かわら”ず大事にしたいモン!』(およそ14時25分~(15分程度)放送)※1月20日、2月17日、3月17日放送分、合計3本。
構成・内容
「令和」になり、伝統と文化を大事にする日本への関心が高まっている昨今。
来年創業90周年を迎えるつぼみ瓦工業合資会社が、大事にしてきた伝統と文化やこだわりを発信してもらう内容で企画。コーナースポンサーでもある“つぼみ瓦工業合資会社”の莟和弘氏が日本の伝統文化やまた、その道に造詣の深いゲストをお招きしてお話を伺います。
パーソナリティ
つぼみ瓦工業合資会社 代表社員 莟(つぼみ) 和弘 他ゲスト
(番組パーソナリティ、渡辺大輔・上乃美沙希もコーナーに参加)
審議の内容
・ ゲストの莟社長の語り口で、お人柄や熱意が伝わってきてとてもよかったです。また、アナウンサーの方々も社長のお人柄を盛り上げる話し方で、ご本人を知らないものでも、社長の良い人となりが伝わったのではないかと思います。
・ 居合道など、普通の生活ではあまり触れることのないものについて、受け継がれててきたものを守り、伝えていこうという気持ちが熱く伝わる番組だった。
・ サムライ体験というとチャンバラしか思いつきませんでしたが、本来の二天一流居合道は、刀を抜かずに構え、その姿を見せることで、これ以上いったら切られると相手が思えば戦う必要はない。その話を聞き、熊本に伝わる古武道の奥の深さを感じると同時に、情景が浮かび上がり興味を持って聞けました。
・ MCの渡辺さんと上乃さんも、いつもながら、自然な聞き方で好感が持てました。とても聞きやすく、テンポも良かったと思います。
・ 「日本の伝統文化・精神」の素晴らしさを伝え、継承すること」が番組の目的だと思うが、短い時間の中に内容を詰め込みすぎていて、伝えたいことがリスナーに伝わらないのではないかと思った。
・ 毎回、テーマを1つに絞ってタイトルを付け、(例えば「居合道に学ぶ〝理想的は勝ち方〟」「初午とは?」など)それにまつわる話の展開になるとわかりやすく、内容が記憶に残りやすいと思う。おおよそ決まった時間内でスッキリと収めた方が良いのではないでしょうか
・ 居合道の人物の紹介や流派、型の名前など、固有名詞が多すぎて、聞き手の集中力が途切れてしまう。気持ちが入りすぎる莟さんの説明が、細かく長くなりすぎないように、MCの渡辺さん・上乃さんのサポート(おさらいしてかみ砕くなど)がもっとあってもよいのでないでしょうか。聞き流しのリスナーに対し、情報が細かくて多すぎると思います。
・ 聞き慣れない専門用語などが出る場合、例えば「ばっとうとは、〝抜く刀〟と書きます」などの補足があるとイメージしやすい。他にも「ボッケン」が「木剣」と気づくのに時間がかかったので、そういった単語の説明もあるとより聞きやすい。
・ たまたま今回聞いたというリスナーのためにも、冒頭で莟社長の略歴等をご紹介いただけたら、もう少し興味を持って聞けたと思います。
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